研究会案内 入会案内 研究会ニュース 出版物 関連情報



   下記のような関連情報は、当研究会発行の医療廃棄物研究誌に毎回掲載しております。参考までに第16巻・第1号(平成15年9月)の一部掲載いたしますが、詳しくは研究誌をご参照下さい。尚、入会をご希望される方は、「入会案内」のコンテンツを御覧下さい。
資料ー1   周辺学会情報
  今回の周辺学会情報では,臨床看護学,歯科技工学,臨床検査医学,看護福祉,核医学,Home Care Medicine, ストーマリハビリテーション,輸血学会,手術医学会,Clinical Engineering, 臨床細胞学会, 日本放射線技術学会,腎と透析,薬剤学,病院設備学の各方面での医療廃棄物研究の論文を検索した。取り扱われる研究領域が広がってきた。医療器材の再利用,廃棄に関するものと在宅医療行為での廃棄の問題が増加してきている。好悪性腫瘍剤の扱いに関しても,弁護士会のシンポジウム,先ほど行われた研究講演会での大阪医大の発表のほかに,看護管理に実態報告が報告されている。
  1. 柴田 清(聖路加国際病院 感染管理室),医療部門の特殊性と個別対策,一般病棟 聖路加国際病院における針刺し対策,INFECTION CONTROL増刊セーフティマネジメントのための針刺し対策,A to Z, 173-180 (2002. 11)
  2. 矢野久子(名古屋市立大学 看護学部),佐々木菜穂,針刺しの教育・啓発 看護学校での教育・衛生管理 看護教育,INFECTION CONTROL増刊セーフティマネジメントのための針刺し対策,A to Z 30-37 (2002. 11)
  3. 後藤光弘(日本画像医療システム工業会),環境問題に配慮した医用画像診断装置の設計・生産に関する調査研究(その1),日本放射線技術学会雑誌, 58(10), 1364-1368 (2002. 10)
資料ー2 国内マスコミ情報
  2000年9月から2003年2月までに新聞に掲載された医療廃棄物関連の記事を紹介する。掲載年月日,新聞社名,朝刊,または夕刊を参考までに記す。
  1. 医療廃棄物の中間処理施設の建設断念-県医師会/栃木
    2002.09.03 毎日新聞 地方版/栃木 
    県医師会は,西那須野町井口に計画していた医療廃棄物の中間処理施設の建設を断念し,来月5日の県医師会臨時代議員会で,建設先を改めて検討することになった。
    県医師会によると,建設計画の断念は,取得予定地に廃プラスチック約6,000立方メートルが確認されたことや地元住民から強い反対運動を受けたことが理由。宝住与一会長は「今後どうするかは現時点では全くの白紙だ」と話している。
    2002.10.06 朝日新聞 東京朝刊
    2002.10.06 朝日新聞 東京地方版/栃木 
    2002.10.06 読売新聞 東京朝刊
  2. 大分県/再調査で注射器発見 市議所有地の産廃投棄問題 日田市議会市側答弁/日田玖珠
    2002.09.12 西日本新聞 朝刊
    日田市清岸寺町にある山林に建築廃材などの産業廃棄物が不法投棄されていた問題で,市と県日田玖珠保健所の再調査で新たに注射器なども現場に捨てられていたことが11日,分かった。見つかったのは注射器内部のピストン部分と外側のガラス筒が各1点,アンプル状の容器7点。このほか建物の基礎部分のコンクリート製柱も新たに掘り起こされた。アンプルに紙などは張られておらず,薬の種類などは分からなかった。注射器が捨てられていた部分を中心に,土を掘り返したが,大量に医療廃棄物が捨てられた形跡はなかったという。
    市も地域住民の不安を解消するため,水質調査を行う。今後の対策について,市は現場の監視体制を強化して不法投棄の早期発見に努めるほか,広報などで市民にも不法投棄しないようアピールする。
  3. 金沢市情報公開 医療機関立ち入り検査 廃棄物で「指導」,半数=石川
    2002.09.13 読売新聞 東京朝刊 
    金沢市が読売新聞金沢支局の請求に対して情報公開した,医療法に基づく医療機関への立ち入り検査結果で,昨年度は,公開された39施設のうち,18施設が医療廃棄物の保管について,14施設が麻薬などの管理について指導を受けていたことが分かった。
    公開されたのは,昨年8月から今年2月にかけて,同市が市内の53の医療機関に対して実施,各医療機関に通知した「立入検査結果」についての文書。県と合同で行った大型病院などの通知書は県が保有するため,39施設が公開された。
    それによると,18施設が,医療廃棄物の保管について,「必ずカギを掛けること」「保管責任者の連絡を明記すること」などについて指導を受けていた。
資料ー3 テーマ別新着情報(感染性廃棄物/医療廃棄物、Medical Weste、針刺し事故、Needlestick injury、在宅医療)
  感染性廃棄物/医療廃棄物
  1. 福田博一ほか:手術室の医療廃棄物対策は?.日本手術医学会誌,23(4), 344-345 (2002).
  2. 藤牧久芳:医療廃棄物としてのダイアライザと血液回路.Clinical Engineering,13(12), 1106-1115 (2002).
  3. 山崎親雄:透析医療と廃棄物.Clinical Engineering, 13(12), 1099-1105 (2002).
注射針刺傷/針刺し事故
  1. 古川清憲:必ず守りたい事故対策の基本Q&A.消化器外科ナーシング,8(2), 165-169 (2003).
  2. 垰田和史ほか:環境と健康の危機管理 医療における安全対策.公衆衛生,67(1), 74-77 (2003).
  3. 斎藤修一ほか:C型肝炎患者の誤刺事故を契機に発見された甲状腺機能亢進症による急性肝障害の1例.日本臨床内科医会会誌,17(4), 252-255 (2002).
Needlestick injury
  1. Seibert, C.: Stuck. Ann. Intern. Med., 138(9), 765-766 (2003).
  2. Perry, J., et al.: Nurses and needlesticks, then and now. Nursing, 33(4), 22 (2003).
  3. Weber, L. J., et al.: When a physician goes beyond needlestick protocol. Clin. Leadersh. Manag. Rev., 17(2), 108-109 (2003).
在宅医療及び看護
  1. 永持 健:薬剤と在宅医療,在宅医療における医療廃棄物と薬剤師とのかかわり.Home Care Medicine, 4(2), 52-53 (2003).
  2. 山中 崇:在宅医療技術の進歩,在宅医療の現状と課題.JIM, 13(1), 79-82 (2003).
  3. 藤井勇一ほか:がん性疼痛の看護,在宅でのペイン・コントロール.ナーシング,23(1), 68-72 (2003).
<< HOME   << BACK

copyright